【Homeland】ホームランド
信楽焼 飯椀
高台の高さにこだわり、片手でも食卓から持ち上げやすいかたちが美しい飯碗。
モダンなのにクラシックなデザインは、洋食や和食、中華やイタリアンといったさまざまな顔立ちの料理が食卓に並んで欲しいという想いから生まれました。
⾃由な発想と繊細な感性で表現する世界に⼀つの陶⾷器を作り続ける窯元「菱三陶園」と「Homeland」がコラボレートした、唯⼀無⼆の⾵合いのある器です。
色のついた釉薬は使用せず自然素材のものを使った昔ながらの製法で色付けをしています。
斑点:富士山の火山灰を混ぜ込んだ灰釉を塗布して焼き上げ、うずらの卵のような可愛らしい斑点が浮き上がります。還元焼成にて高温で焼き上げるため、鏡面のようなつやと硬質な素地が出来上がります。
緋色:信楽焼のアイデンティティのような色。かつては松の木でおこした火で焼き上げると現れる色でしたが、現在は窯の中で火がどう動くかを考え、酸素量・湿度などを調整しながら器に景色を映し出しています。
サイズ:約φ11.5×H8cm
※多少の個体差があります。
素材:陶器
原産国:日本(信楽焼)
[取り扱い方法]
食洗機/乾燥機:〇(※家庭用に限る)
電子レンジ:〇
オーブン:×
[ご注意ください]
・ひとつひとつ手作りで成形・釉薬付けを行っているので形や厚さはそれぞれ違います。
・窯に入れた時の火のあたり具合によって色や模様の出方も違うため、ひとつとして同じものはありません。
・一つとして同じでない、唯一無二の出会いをお楽しみください。
信楽焼
⽇本六古窯の⼀つである信楽焼きは、鎌倉時代が始まりと⾔われます。
信楽地域⼀帯は約400万年前に琵琶湖の底(古琵琶湖層)であったため、堆肥物を多く含んだ可塑性に優れた⼟の地層を持つことから、その⼟地柄を⽣かし、1300年の伝統的な技術を⼤切に守りながら、時代や消費者のニーズに合わせた多種多様な焼きものを世に送り出しています。
信楽焼の最⼤の特徴は、⼟味感ある素朴なぬくもりの質感と⾊。温かみのある緋⾊(ひいろ)の発⾊や、⼟と炎が作り出す⾃然釉を⽣かした⾵合いなど、⻑く定番として扱われる商品が作られています。
Homeland
「ホームランド(母国)」と名付けられたキッチンツールプロジェクト。日本の作り手たちとの対話を通じ、「使い勝手の良い、長く使いたいもの」を生み出しています。長く愛せる道具を一つでも増やすことで、捨てない、無駄にしない、サステナブル(持続可能)なキッチンを実現して欲しいとの思いを込めました。